インドネシア人材×建設|社長が「うちの子」と呼ぶまでの現実

2026年4月10日 公開

建設業の人手不足は、他の業種よりもさらに深刻です。

若い日本人が建設業を避ける傾向は年々強まり、職人の高齢化が進んでいます。外国人材の受入れなしに、業界が成り立たない時代はすでに来ています。

建設業でインドネシア人材を受け入れる場合、知っておくべき「現実」があります。良い面だけでなく、課題も含めて正直にお伝えします。

建設業で活躍するインドネシア人材の特徴

勉強は苦手だが、元気で明るい

正直に書きます。建設業に来るインドネシア人材は、日本語の試験成績で言えば、他の業種の人材よりも低い傾向があります。

私たちの実績では、建設業の技能実習生でN4に合格しているのは40%程度。残りはN5レベルです(N5の合格はしっかりできています)。

しかし、面白いことがあります。この子たちは、N4の資格を持っている子たちよりも日本語の会話が上手いことがある。

なぜか。勉強が得意な生徒は、テストの点は取れるが、話すのは控えめ。一方、建設業に行く生徒は勉強は苦手だが、とにかく日本語を使って話そうとする。その積極性が、現場でのコミュニケーション力につながっています。

小規模の建設会社ほど「家族」になれる

特に嬉しいのは、小規模の建設会社さんでの評判です。

社員数名の会社で、社長が本当に自分の子どものように可愛がってくれている。一緒にご飯を食べ、休みの日に連れ出し、「うちの子たち」と呼んでくれる。

そしてこの関係性は数字にも表れています。技能実習の3年間を終えた後、同じ会社で特定技能に切り替えて働き続ける生徒が70%以上います。信頼関係が定着率に直結している好例です。

正直に伝える「課題」

体力の問題──インドネシア人は体力がない人が多い

これは正直に伝えなければならないことです。

インドネシア人の男性は、体が細い人が多い。力は比較的あるのですが、持久力・体力がない人が非常に多いのです。

理由は生活習慣にあります。インドネシアでは歩く習慣がほとんどありません。基本的にバイクで移動し、日本のように歩道が整備されていないので歩くところが少ない。結果として、有酸素運動の体力が低い。

私たちの学校では、毎日3kmのジョギングと筋トレを実施しています。しかし、それでも日本の建設現場の仕事に慣れるまでに2か月前後かかる生徒が多いのが現実です。

受入企業には、最初の2か月は体力の面で期待値を下げてほしいとお伝えしています。この期間を乗り越えれば、体力もつき、仕事の動きも見違えるようになります。

建設業は問題が多い業種でもある

すべての建設会社が「うちの子」と呼んでくれるわけではありません。

建設業は、残念ながらいじめや暴力のリスクが他の業種よりも高いのが現実です。私たちの生徒でも、いじめや暴力が原因で途中帰国した生徒がいます。失踪はしていませんが、本人にとっても私たちにとっても非常につらい経験でした。

受入企業には、改めてお伝えします。外国人材は「安い労働力」ではありません。日本人の若手社員と同じように、育てる覚悟を持って受け入れてください。

溶接経験者のレベルについて

インドネシアで溶接経験がある人材でも、日本の基準から見るとレベルが高くないケースがあります。日系企業で5年間自動車の溶接をしていた人でも、日本の現場では「仕上がりが甘い」と言われることがあります。

これはインドネシアと日本の品質基準の差によるものです。日本で技能実習を重ねれば当然上達しますが、「経験者=即戦力」とは限らないことは覚えておいてください。特に造船業や機械加工の精密溶接では、最初から過度な期待をしないほうがスムーズです。

建設業でインドネシア人材を受け入れるポイント


建設業でインドネシア人材を検討するなら、JobJepangにご相談ください

毎日3kmのジョギングと筋トレで体力を鍛え、日本の建設現場に適応できるよう教育しています。建設業の実績が豊富な私たちに、お気軽にご相談ください。

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